ドローンを活用した野生鳥獣の
捕獲支援調査
捕獲従事者による長年の経験や勘によって行われている
捕獲作業を効率化させるためにドローンを活用し、
巻き狩り猟、わな猟において捕獲効率向上を支援します。

ドローンを活用することで
効率的・効果的な捕獲作業を実現
シカやイノシシの生息状況やリアルタイムの位置情報について、ドローンを活用し事前の夜間調査、巻き狩り当日の見切り調査、実施中の捜索調査をすることで効率的な捕獲を支援します。調査によって得られた情報を捕獲従事者に対し、適切に共有することで捕獲戦略の立案に貢献します。
捕獲支援調査の
サービス内容
シカやイノシシといった大型獣を巻き狩りで捕獲する際に
ドローンを活用し、効率的な捕獲を支援いたします。
ドローンによる事前調査
赤外線カメラを搭載したドローンを夜間に自律飛行させ、捕獲範囲上空を事前に撮影し、対象個体の生息域調査を行います。
見切り調査
巻き狩り開始前や、わな設置直前に再度ドローンを飛行させ、日中の生息場所を確認します。
迅速なマップ化
調査した後、即座にマッピング化を行い、個体の位置情報や生息密度などリアルタイム性のあるデータを提供します。
リアルタイム捜索
巻き狩り実施中にもドローンを飛行させ、対象個体を捜索し、発見でき次第リアルタイムで位置情報を共有します。
現状抱えている
課題を解決
現状の人による調査での課題や問題点を
ドローンやリアルタイム位置情報機能を活用することで解決することができます。
捕獲事業を実施する際
十分な捕獲成果を出したい
巻き狩り猟やわな猟の実施範囲内に対象個体がどの程度生息しているのか、実態を詳細に把握できていない。
効率的に山を歩き捕獲ができる
人材の確保が困難
過疎化や高齢化が進む中で、雪深い山の中を効率的に歩き、対象個体の痕跡を探索することは多大な労力がかかる。
見切り調査に時間と
労力がかかる
短時間に山の中で対象個体の位置情報を正確に把握することは極めて困難。
サービスの主なメリット
本サービスの主な特長をご紹介いたします。
データに基づいた捕獲場所の選定により
前年比約+60%の捕獲数を実現
静岡県で実施したドローンを活用した捕獲支援調査では、「対象個体が実際にいた場所」に基づいて、わな設置をしたことで前年と比べて捕獲数が約60%増加するなど、現場での成果も表れています。
ドローンを使った見切り調査により
大幅な時短化が可能
従来、時間をかけて捕獲範囲を歩き回って対象個体や、その痕跡を確認していましたが、ドローンを飛行させることにより山の起伏や藪の中も含め、人では見渡せない範囲を上空から短時間で調査できます。
効果的な捕獲計画の立案を実現
事前調査や見切り調査の結果を踏まえ、適切なわな設置地点や、巻き狩り時の勢子・立間の配置など、対象個体との出会い率を増加させる可能性が高い捕獲計画を立案することができます。
巻き狩り猟実施中も、リアルタイムで
対象個体をモニタリングして情報を共有
見切り調査で確認した対象個体のモニタリングを継続して行い、現場に入る捕獲従事者に対してリアルタイムで情報を共有します。
追い立てることができる(スピーカー使用時)
赤外線カメラと併せてスピーカーを装着し、犬の鳴き声などを流すことで対象個体を確認しつつ、任意の方向に追い立てることができます。
捕獲従事者の声
本サービスは、現場の捕獲従事者からも高い評価を受けています。
捕獲従事者A
(静岡県)
捕獲従事者B
(長野県)
捕獲従事者C
(長野県)
捕獲従事者D
(群馬県)
サービスの流れ
お問い合わせから調査完了まで、サービスの流れをご紹介いたします。
お問い合わせ・ご相談
本ホームページのお問い合わせフォーム、またはお電話(03-6260-8960)よりお問い合わせください。お問い合わせフォームはこちら
お打ち合わせ
お問い合わせいただいた内容をベースに、現状の課題や問題点についてのヒアリングや調査範囲(範囲の選定や時間)についての協議を行います。
調査現場の下見
確定した調査現場を下見飛行し、ドローンの飛行範囲確認、離着陸場所確認、障害物等の確認を行い、飛行ルートを作成し、テストフライトを実施します。その後は夜間調査を実施し、事前にどこにどの程度の密度で生息しているか調査をします。(※夜間調査はオプションです。)
見切り調査の実施
巻き狩り猟の場合、実施直前にどこに対象個体がいるのか見切り調査をドローンで実施します。見切り調査後は、捕獲従事者に対して情報共有を即座に行い、捕獲計画の立案に活かします。
リアルタイム情報共有
対象とする個体を確認でき次第、その位置情報を捕獲従事者に対して共有し、効果的な追い込みを行います。
捕獲と再捜索
対象個体が逃げた際は逃げた方向にドローンも移動し、追跡します。捕獲後は次の個体の捜索に即座に向かいます。