ドローンを活用し、河川で発生する可能性のある風水害事故を想定した災害時対処訓練を実施します。場所:多摩川河川敷(あきる野市)
<内容>
台風が接近し、河川が増水する中、中洲部分に取り残されてしまった人をドローンによる状況確認から物資輸送(救命胴衣)を行なったうえ、関係機関が協力して救助する。
<実施日時>
平成29年8月31日(木)
午前11時00分〜11時30分までの間
※当日は午前10時45分までに、多摩川中央公園(東京都福生市熊川1055番地2)にお集まり下さい。
<実施場所>
東京都あきる野市草花無番地(多摩川河川敷)
<参加機関>
福生警察署、災害対策課(特殊救助隊)、第九方面交通機動隊、東京消防庁福生消防署、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所多摩川上流出張所、福生市役所、株式会社スカイシーカー、株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン
今回の訓練は単なる実証実験ではなく、事故の発生から救助に至るまでをリアルに想定したものとなります。
実際の事故現場では各関係機関がどういった動きを見せるのか、ドローンがどういった活躍をするのかにご注目下さい。今後ドローンが災害現場や事故現場で活躍するシーンが増えてくると予想されますので興味のある方や関連する企業様は是非ご参加下さい。
<事故発生から救助までの簡単な流れ>
台風が接近中である天候の中、川で釣りをしていた2名が増水に気付かず、中洲部分に取り残されてしまい、身動きが取れなくなってしまった。内1名は怪我をしている模様であり、連れの仲間から携帯電話で福生警察署に通報。
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通報を受理した警察署では、直ちに現場へ向かい現場警備本部を設置。
同時に関係各機関に連絡、(株)スカイシーカーに対してドローンとオペレーターの派遣を要請。
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(株)スカイシーカーが到着。状況確認用ドローンの準備が完了次第、飛行を開始しカメラで捉えた映像をリアルタイムで大型モニターに伝送し現場の状況確認を開始。
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要救助者の状態を映像で確認。救助部隊に連絡し、状況確認用ドローン撤収。
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緊急物資運搬用のドローンが救命胴衣を要救助者の元へ輸送。
輸送完了後、ドローン撤収。
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警察署の救助部隊投入。
要救助者2名の救助活動開始
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要救助者の救助が完了。
以上の流れで訓練を実施します。
<その他>
取材中は、自社腕章の着装及び身分証の携行をお願いします。
取材にあたっては、係員の案内、誘導に従って下さい。
駐車場はありますが、係員が指定する場所に駐車願います。
荒天等で中止する場合は、当日午前8時00分に決定します。