高度制限・通信の壁を打破!「上空モバイル通信(LTE)」を活用した、国内最先端のドローン野生鳥獣生息状況調査を実施

背景と概要
株式会社スカイシーカーは、令和8年3月にKDDIスマートドローン株式会社が提供する上空電波パッケージ(上空モバイル通信)を活用したイノシシ等生息状況調査を実施いたしました。今回の調査対象エリアである茨城県鉾田市の一部は、航空自衛隊百里基地の航空法規制(制限表面)により、「対地高度45m以下」という厳しい飛行制限下にありました。
低高度飛行では、地形や樹木による電波遮蔽が激しく、従来の送信機による直接通信(プロポ通信)では通信途絶のリスクが極めて高いという課題がありました。
本実証で実現した内容
当社はこの課題を解決するため、LTE通信ドングルを搭載した機体(DJI製 Matrice 350 RTK等)を使用し、モバイルネットワークを介した多重的な通信経路を確立しました。
「高度45m×目視外飛行×夜間飛行」を安定完遂:直接通信の限界を超えたエリアでも、LTE回線により高精細な赤外線映像をリアルタイムに伝送。障害物の多い低空飛行でも通信を維持し、確実なイノシシ等の野生鳥獣の探索を可能にしました。
今後の展望
スカイシーカーは、今回のLTE活用実証で得られた知見を活かし、以下のような現場でも高精度な調査を提供します。空港周辺や都市部など、高度制限や電波干渉が激しいエリア、山間部や森林地帯、プロポ電波が届かない遮蔽物の多い環境、自治体全域を対象とした広大な調査範囲等のような現場でも高精度な調査を提供します。私たちは「最新テクノロジー」と「確かな現場運用力」を掛け合わせ、地域課題の解決に貢献し続けます。