ドローンを活用した
鳥類調査
カワウやサギ類の水鳥による農作物被害や漁業被害、
フン害・騒音に対して、ドローンを活用することで生息数の調査から具体的な対策まで一貫して行うことができます。

水鳥による農業・漁業被害対策を効率的に生息範囲や繁殖コロニーを可視化
カワウやサギ類などの水鳥は、繁殖コロニーやねぐらを形成しながら生息しており、農作物被害や漁業被害、フン害・騒音といった生活環境問題の原因となるケースもあります。
従来の目視調査では限界があり、対策を人が行う場合も危険が伴うため、ドローンを活用することで生息数の調査から具体的な対策まで一貫して行うことができます。
鳥類調査のサービス内容
生息数の調査から具体的な対策まで一貫して行うことができます。
生息数の調査
日中の可視光カメラによる生息数調査、夜間の赤外線カメラによる生息数調査どちらも対応可能です。
追い払い
ドローンにスピーカーを搭載し、カワウやサギ類のほか、カモやカラスの追い払いを実施することができます。
忌避剤の散布
人が直接対処できない位置にある鳥類のコロニーや巣に対して、ドローンから忌避剤を散布し営巣や定着を防止することができます。
ドライアイスを用いた繁殖抑制
カワウなどの鳥類の巣にある卵に対して、ドローンからドライアイスを投下することで孵化抑制を実現します。
サービスの主な特長
本サービスの主な特長をご紹介いたします。
繁殖コロニーや生息数の比較が可能
生息範囲周辺のオルソ画像を定期的に撮影することで、コロニーの形成・消失・拡大の動向と、それに伴う生息数の長期的な増減の傾向を確認することも可能です。
繁殖抑制にはドライアイスを活用
鳥類の巣にある卵に対して、ドライアイスを投下します。
ドライアイスは卵を冷却・窒息させる効果があり、親鳥には悟られにくいため、再営巣の抑止にもつながります。
ねぐらに紐張りを行って
追い払い対策を実施することが可能
鳥類の侵入や着地を物理的に防ぐための対策として、ねぐらと思われる箇所において、ドローンによる紐張りを実施して追い払いをするこも可能です。
足場の悪い場所や上空の営巣地でも
安全に調査を行うことができます
ドローンを用いた調査は、上空からの俯瞰視点によって、従来では困難だった広域の状況把握やコロニーの全体像の把握を効率的に行うことができます。
サービスの流れ
お問い合わせから調査完了まで、サービスの流れをご紹介いたします。
お問い合わせ・ご相談
本ホームページのお問い合わせフォーム、またはお電話(03-6260-8960)よりお問い合わせください。お問い合わせフォームはこちら
お打ち合わせ
お問い合わせいただいた内容をベースに、近年の被害状況についてのヒアリングや目撃地点の整理を行います。繁殖期や越冬期など調査時期に合わせて計画立案を実施します。
調査現場の下見
確定した調査現場を下見し、ドローンの飛行範囲確認、離着陸場所確認、障害物等の確認を行い、飛行ルートを作成し、テストフライトを実施します。
調査の実施
下見で作成した飛行ルートを活用してドローンによる調査を実施します。鳥類の生息数、行動パターン、分布密度をマッピングすることで、年度比較や被害マップとの重ね合わせも対応可能です。
ドローンによる追払い支援(オプション)
スピーカーからリアルタイム音声や、録音音声、警戒音を出すことで、コロニーなどから移動を促します。人的接近が難しい水辺や樹上のコロニーでも活用可能です。
また、侵入や着地を物理的に防ぐための対策として、紐張りを実施して追い払いをするこも可能です。
データ解析とレポートの作成
撮影したデータの解析と解析結果を元に被害防止計画の立案をまとめた考察レポートの作成を行います。
納品と調査完了打ち合わせ
納品物(考察レポートや撮影データ)の最終確認とその後の被害防止計画についての打ち合わせを行って、調査の完了となります。