はじめに
皆様、初めまして。今回担当させていただきますNo.24です。
最近、テレビを観ているとドローンで撮影した映像をよく目にするようになったと思います。
私の好きな某アーティストもドローンで撮影した映像をミュージックビデオで使用しているんです!!
この業界にいるとどこのメーカーのどの機体なのか気になってしまいます。
これも一種の職業病ですかね。。。
さて、何を今更と感じるかもしれませんが、ドローンには購入時最初からカメラが装着されているものと、そうでないものがあります。
後者については、カメラを用途に合わせて変更できたり、市販の一眼レフカメラを搭載できたりするような機体もありますが、プロ向けの高性能機体がほとんどで、導入コストも高くなってしまいます。
そこで、今回はより一般的な位置付けとなる、購入時最初からカメラが装着されている機体について、そのドローンの特徴やカメラ性能のご紹介をさせていただきます。
カメラ付きドローンの種類と性能の違い
さて、カメラ付きドローンにも様々な種類がありますが、今回は下記のDJI社製ドローン4機種に絞り、性能を比較していきたいと思います。
◾️ Ryze Tech社製 TELLO
◾️ DJI社製 SPARK
◾️ DJI社製 Mavic2シリーズ
◾️ DJI社製 Phantom4 Pro V2.0
Ryze Tech社製 TELLO
TELLOの特徴
機体重量80ℊの小型のドローン。カメラは機体に埋込式の為、上下を向くことは出来ないが安定したホバリングができるトイドローン。
重量 | 80g |
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寸法 | 98 × 92.5 × 41mm |
最大飛行時間 | 13分 |
最大飛行速度 | 8m/s |
最大飛行距離 | 100m |
TELLOのカメラ機能
画素数 | 500万画素 |
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解像度 | HD:1280×720 30fps |
撮影モード | 静止画○ 動画○ |
ズーム | × |
TELLOのポイント
手軽に空撮を始めるのにおすすめの初心者向けのドローンです。特に価格は1万円台と非常にお手頃でコスパの高さは抜群です。手に取りやすく、静止画も500万画素あるので、はがきサイズからA4印刷にも対応可能で、デジタルカメラと同等の画質があります。
DJI社製 SPARK
SPARKの特徴
TELLOより一回り大きく機体重量が300ℊの手のひらサイズ。2軸ジンバルを搭載した高性能ミニドローン。
重量 | 300g |
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寸法 | 143 × 143 × 55mm |
最大飛行時間 | 16分 |
最大飛行速度 | 50km/h (Sモード時) |
最大飛行距離 | 2㎞ |
SPARKのカメラ機能
画素数 | 1200万画素 |
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解像度 | FHD:1920×1080 30fps |
撮影モード | 静止画○ 動画○ |
ズーム | × |
SPARKのポイント
静止画は1200万画素、動画はFHDの撮影が可能でミニドローンながら本格的な空撮ができる初心者から中級者向けのドローンです。2軸ジンバル搭載で映像のブレは大幅に軽減され安定したなめらかな映像を誰でも撮影することができます。
また、様々な撮影機能があり、その中でもジェスチャーコントロールという手のジェスチャーでシャッターを切ることができる機能で自撮りを簡単にすることができます。機体自体のカラーバリエーションも豊富で、遊び心があっていいですね。
DJI社製 Mavic2シリーズ
Mavic2シリーズの特徴
機体重量は1kg弱とSPARKに比べると重量はありますが、最大飛行時間は約2倍の31分と長時間飛行が可能です。最大の特徴として、Mavic2シリーズにはカメラ性能の異なる「Pro」と「Zoom」という2種類のラインナップがあり、使用用途に合わせた選択が可能となります。また、全方向に障害物検知機能が搭載されておりより安全な飛行が可能です。
両タイプ共に4k撮影が可能(画素数は異なりますが・・・。)です。機体は折り畳式となっており、持ち運びも非常に便利です。
重量 | 907g |
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寸法 | 214 × 91 × 84mm |
最大飛行時間 | 31分 |
最大飛行速度 | 72km/h(Sモード時) |
最大飛行距離 | 18km |
重量 | 905g |
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寸法 | 214 × 91 × 84mm |
最大飛行時間 | 31分 |
最大飛行速度 | 72km/h(Sモード時) |
最大飛行距離 | 18km |
Mavic2シリーズのカメラ機能
画素数 | 2000万画素 |
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解像度 | 4k:3840×2160 30fps |
撮影モード | 静止画○ 動画○ |
ズーム | × |
画素数 | 1200万画素 |
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解像度 | 4k:3840×2160 30fps |
撮影モード | 静止画○ 動画○ |
ズーム | 光学ズーム2倍、デジタルズーム3倍 |
Mavic2シリーズのポイント
Mavic2シリーズは、中級者から上級者向けのドローンです。
OcuSync 2.0に対応しており、耐干渉性も高く、最大伝送距離8kmの1080p動画伝送が可能です。
Mavic2 Proは2000万画素とHasselblad L1D-20cカメラを搭載しており極めて正確な色彩で撮影することができます。
対して、Mavic2 Zoomは光学2倍ズーム搭載でデジタルズームと合わせると最大6倍までのズーム撮影をすることができるので、離れた箇所からの点検業務やズーム撮影が得意です。
DJI社製 Phantom4 Pro V2.0
Phantom4 Pro V2.0の特徴
機体重量は1㎏を超え、上記3つに比べると最重量となりますが、ビジョンセンサーや赤外線センサーを搭載、5方向の障害物を検知するので、GPSがなくても障害物を回避し安定した空撮をおこなうことができるプロレベルのドローンです。
重量 | 1375g |
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寸法 | 289.5 × 289.5 × 196mm |
最大飛行時間 | 約30分 |
最大飛行速度 | 72km/h(Sモード時) |
最大飛行距離 | 4km |
Phantom4 Pro V2.0のカメラ機能
画素数 | 2000万画素 |
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解像度 | 4k:3840×2160 60fps |
撮影モード | 静止画○ 動画○ |
ズーム | × |
Phantom4 Pro V2.0のポイント
プロ級な空撮をおこなうにはこの機体。上級者向けのドローンです。
カメラ性能は1インチの2000万画素のCMOSセンサーを搭載。4K/60fps(1秒間に60枚)の撮影ができるので、ブレのないなめらかで綺麗な映像が撮影できます。実際にテレビの空撮などでPhantom4Proが活用されていることが多いです。
まとめ
空撮を始めたい初心者向けからプロが使用する上級者向けドローンをカメラ性能ごとにご紹介しましたが、やはり機体により性能もカメラスペックも異なります。購入する際には自分の撮影用途に合ったカメラスペックに対応しているかなどチェックしてから購入するようにしましょう。
今回ご紹介した4機種以外にも弊社で販売をおこなっておりますので、機体ご購入のご相談などお気軽にお問い合わせください。