DJI Mini 5 Proの進化とは? 歴代シリーズ/上位機との実力差を徹底比較!

DJI Mini 5 Pro の進化とは? 歴代シリーズ/上位機との実力差を徹底比較!
250g未満のドローンに、1インチセンサーが搭載された「DJI Mini 5 Pro」の登場は、空撮界を驚かせたニュースでした。ですが本当にその小さな機体は「Pro」を名乗るにふさわしい実力を持ち合わせているでしょうか?

この革新的なMini 5 Proを、前作Mini 4 Proからの進化点、さらに中級機Air 3S、フラッグシップのMavic 4 Proまで、DJIの主要モデルと比較し、その実力差を検証しました。

「軽量」という最強のメリットを持ちながら、その画質はどこまで上位機に迫っているのか?飛行時間や性能など、多方面からスペックを深掘りします。

ドローン選びで後悔しないために、Mini 5 Proが「最高の相棒」になるのか、あるいはプロ機材に手を出すべきなのか。この記事を参考にぜひ検討してみてください。

この記事でわかること

  • DJI Mini 5 Proの主な進化点とシリーズ内での位置づけ
  • Mini 4 Pro・Air 3S・Mavic 4 Proとの性能・画質の違い
  • 1インチセンサー&LiDARが実際の撮影に与える影響
  • Mini 5 Proが向いている人・おすすめできる利用シーン

DJI Miniシリーズとは?主な特徴

DJI Miniシリーズとは?主な特徴

① 250g未満 – 抜群の「携帯性」と「飛行安定性」の両立

250g未満という重さは、高性能カメラと長時間バッテリーを搭載しながらも、缶コーヒー1本分程度の重さに抑えられています。「どこへでもストレスなく持っていける」という利便性で、他の上位機種を圧倒します。

上位機種に迫る風圧耐性:100g未満のトイドローンとは一線を画し、機体に十分な重さがあるため、安定したホバリング性能と、上位機に迫る高い風圧耐性を両立。映像のクオリティを犠牲にしません。

② 高画質と安定性の両立

高性能カメラ:

超小型ながら、高解像度(2.7K〜4K)撮影が可能なカメラと3軸ジンバルを搭載。このジンバルにより、風の中でも映像のブレをしっかりと抑え、プロレベルの安定した空撮映像を実現します。

長時間のフライト:

携帯性を保ちながらも、30分を超える十分な飛行時間を確保。バッテリーひとつで満足のいく撮影が可能です。

③ 充実したインテリジェント機能

初心者でも簡単:

自動で被写体を追尾する「ActiveTrack」や、映画のような複雑な動きを自動で行う「クイックショット」など、初心者でも簡単にプロのような映像を撮れる機能が豊富に搭載されています。

進化する安全性:

Mini 3 Pro以降には全方向の障害物検知システムが搭載され、複雑な環境下でも安心して飛行できる安全性を実現しています。

DJI Mini 5 Proの進化点

DJI Mini 5 Proの進化点

① Miniシリーズ初となる1インチセンサー搭載

Mini 5 Proの進化の「心臓部」と言えるのが、シリーズで初採用となる1インチCMOSイメージセンサーです。

これは、従来のMini 4 Pro(1/1.3インチ)からセンサーサイズが大幅に大型化されたことを意味します。この大型センサーにより、特に夜景や薄暗い時間帯の撮影における画質が劇的に向上。ノイズが大幅に低減され、光と影のグラデーションが豊富な、階調豊かな映像表現が可能になりました。

また、静止画では50MP(約5000万画素)の超高解像度を実現し、動画では、映画のようななめらかなスローモーションが可能な4K/120fps撮影能力を獲得。
このカメラ性能こそが、「プロ」の名にふさわしい最大の理由です。

② 安全性の向上:全方向障害物検知とLiDAR

機体の安全性と信頼性も、Mini 5 Proで大きく飛躍しました。Mini 4 Proでも評価の高かった全方向障害物検知システムがさらに強化され、ドローンを飛行させる際の安心感が格段に増しています。

特に注目すべきは、「前方LiDAR(ライダー)」の採用です。LiDARは光の反射を利用して距離を測るため、従来のビジョンセンサーが苦手としていた夜間や逆光時、交錯した樹木の撮影などでも、正確に障害物を検知することが可能です。
これにより、複雑な環境下での自動飛行や被写体追尾の信頼性が飛躍的に高まりました。

③ 撮影機能の進化

撮影機能も、クリエイターの要求に応える形で進化しています。

被写体を360度シームレスに追いかけるActiveTrack 360°などのインテリジェント機能がよりスムーズで粘り強い追尾を実現。
また、InstagramやTikTokなどのSNSに最適化された縦向き撮影への対応は、スマートフォンでの視聴を意識した現代の空撮シーンにおいて欠かせない機能です。

さらに、48mm相当の中望遠モードが加わることで、従来の広角視点だけでなく、被写体を強調した奥行き感のある映像表現が可能となり、表現の幅が大きく広がります。

④ 操作性と利便性

Mini 5 Proは性能向上だけでなく、使い勝手も大きく改善しています。

標準バッテリーでも最大36分、さらに大容量のPlusバッテリーを使用すれば最大52分という驚異的な飛行時間を実現。
頻繁なバッテリー交換のストレスから解放され、じっくりと構図を練りながら撮影に集中できます。

初代から続くMiniシリーズの「250g未満の機体重量」と「折りたたみサイズの携帯性」を維持している点が、最大の魅力です。

Mini 5 Proは上位機に勝てるか?Air 3S、Mavic 4 Proとの「画質」と「安全性」の実力差

Mini 5 Proは上位機に勝てるか?Air 3S、Mavic 4 Proとの「画質」と「安全性」の実力差

Mini 5 Proがその進化で最も注目されるのは、フラッグシップ機に匹敵する「画質」と「安全性」です。しかし、中級機・プロ機という明確な壁が存在するのも事実。
ここでは、Air 3SとMavic 4 Proを相手に、Mini 5 Proの実力がどこまで通用するのか検証します。

画質検証:1インチセンサー搭載はどこまで対抗できるか?

Mini 5 Proの最大の武器は、Miniシリーズ初の1インチCMOSセンサーです。これにより、前モデルのMini 4 Proからは劇的にノイズ耐性が向上し、夜景や夕暮れ時の撮影で、圧倒的に豊かな階調表現とクリアな映像を実現します。

しかし、上位機と並べると、以下が明確になります。

vs Air 3S:

Mini 5 Proは、中級機である DJI Air 3S のメインカメラと同じ 1インチCMOSセンサーを搭載しており、画質面で重さを超えた性能を実現しています。
ただし、Air 3Sはサブカメラも本格的な70mm中望遠の専用カメラ(Mini 5 Proは48mm相当のモード)である点で汎用性が優れます。

vs Mavic 4 Pro:

Mavic 4 Pro は、4/3型Hasselbladカメラという最大のセンサーとトリプルカメラシステム、そして革新的な360°回転ジンバルにより、画質と表現力において別格のフラッグシップ機であることを示しています。

安全性検証:LiDAR搭載でプロレベルの安心感へ

Mini 5 Proは、全方向障害物検知に加えて「前方LiDAR(ライダー)」を搭載しました。LiDARは光の反射を利用するため、暗所や複雑な環境下での障害物検知精度が大幅に向上し、アクティブトラック時の信頼性も高まります。

Mini 5 Proの優位点:

Mini 5 ProはAir 3SやMavic 4 Proと同じく、このLiDAR技術と全方向検知を組み合わせることで、安全性においてはフラッグシップ機とほぼ同等の信頼性を獲得しています。特に夜間や暗所での安全性はすべてが最高水準に達していると言えます。

最大のメリットは「安心感」:

複雑な場所での飛行を強いられる場合、Mini 5 Proは上位機種と変わらない安心感を与えてくれます。これは、機体重量の軽さからくる風圧耐性の低さを、高度な検知能力でカバーしていると言えます。

結論:Mini 5 Proの実力ポジション

Air 3Sに対して:

Mini 5 Proは、携帯性においてはAir 3Sに圧勝です。

そして、画質の要である1インチセンサーの性能と、LiDARによる最高水準の安全性という面では、Air 3Sと肩を並べるレベルに達しています。機体重量が724gのAir 3Sと、250g未満の軽さを持つMini 5 Proが、ほぼ同等の高機能を持っているという点が最大のポイントです。

Mavic 4 Proに対して:

携帯性と価格ではMavic 4 Proに圧倒的勝利です。
しかし、画質と表現力の頂点は、4/3型Hasselbladセンサーとトリプルカメラを搭載したMavic 4 Proの独壇場。シャドウの粘りや映像の立体感といった商業レベルのクオリティを求めるなら、やはり超えられない壁が存在します。

手軽なプロ画質を求めるならMini 5 Pro、「究極の作品作り」を目指すならMavic 4 Pro、という明確な差があると言えます。

各機種のスペック比較表

比較項目 DJI Mini 5 Pro DJI Mini 4 Pro DJI Air 3S DJI Mavic 4 Pro
機体重量 249g 249g 724g 約1063g
最大飛行時間 最大52分
(IFバッテリーPlus)
最大45分
(IFバッテリーPlus)
最大45分 最大51分
イメージセンサー 1インチCMOS 1/1.3インチCMOS 1インチCMOS(50 MP) 4/3型CMOS(Hasselblad, 100 MP)
最大動画性能 4K/60fps HDR 4K/60fps HDR 4K/120fps 6K/60fps HDR または 4K/120fps
障害物検知 全方向 + 前方LiDAR(夜景検知対応) 全方向ビジョンシステム 全方向 + 前方LiDAR(夜景検知対応) 全方向 + 前方LiDAR(夜景検知対応)
中望遠/望遠機能 48mm相当 なし 1/1.3インチCMOS(70mm中望遠) 1/1.3型CMOS(70mm中望遠)+1/1.5型CMOS(168mm望遠)
価格帯(目安) 約10.7万円 約8.5万円 約20万円 約30万円

レンタルのススメ

スカイシーカーでは「Mini 5 Pro」のレンタル取扱いはないものの(2026年1月時点)映像制作や空撮に適したドローンを多数取り揃えています。

空撮デビューを検討中の方に、いきなりのドローン購入はハードルが高いもの。スカイシーカーのレンタルサービスなら、すぐに飛ばせるようオールインワンでセットになっています。

ドローンレンタルサービスを利用することにより、必要な時だけ使うことができるだけでなく、利用者はメンテナンスも不要ですし、万一の事故の際の補償も充実しています。空撮機だけでなく他の用途で使える機材の取り扱いもあるので、目的や予算に合わせて利用可能なサービスです。

もちろん購入を検討の際もお問い合わせいただけます。ぜひお気軽にどうぞ!

ドローンレンタルについてお気軽にご相談ください!

スカイシーカーでは機体販売も行っております!

レンタルのメリット

購入ではなくレンタルサービスをご利用いただくことで、以下のメリットがあります。

初期投資の軽減

購入には高額なコストがかかる一方、レンタルなら初期費用を大幅に抑えられます。短期間のプロジェクトや試験導入に最適です。

保守・管理の手間を軽減

レンタルなら、メンテナンスや修理対応はレンタル業者が行うため、運用に集中できます。
また、保険についてもレンタル業者が加入していますので万が一の墜落事故等でも安心です。

  • ご利用のレンタル業者が保険に加入しているかどうかは事前に確認しましょう。
    修理代金の全額を請求される場合もあります。

最新機種を柔軟に試せる

次々に最新機種が発表されるドローン業界の中で、レンタルなら手軽に最新機種を試すことが可能です。
短期利用のほか、購入検討のためにもぜひ柔軟にご利用ください。

レンタルのデメリット

デメリットとしては、在庫が流動的で使いたい機材が希望日時で予約できないことがある。天候不良などで予定は変わるもの。必ずしも使いたい日程での利用が約束されない場合があるでしょう。

スカイシーカーレンタルサービスの概要

当社レンタルサービスの強みをご紹介いたします。

  • 最短1泊2日から利用可能
  • 原則、ご利用開始日の前日午前中に機材をお届けするので余裕をもって利用可能
  • 発送予定日の1営業日前までキャンセル・日程変更が可能
  • 全商品に対して、賠償責任保険と機体保険(動産総合保険)を付保(※バッテリーや備品類は除く)
  • 小型機であっても往復送料は弊社負担(8,000円以上のご利用)
  • ドローン本体のレンタル品の中には、バッテリーや充電器、予備プロペラなど必要なものをオールインワンで同梱発送。別途必要なものをレンタルする必要はほとんどありません。
  • バッテリーのみ・カメラのみのレンタルにも対応

まとめ|Mini 5 Proはどんな人におすすめ?

Mini 5 Proは、趣味の空撮はもちろん、プロの映像制作にも十分使えるクオリティ。
「旅行先で本格的な空撮をしたいけど、重い機材は嫌だ」「でも、夜景や暗い場所でもキレイに撮りたい」―そんなワガママな願いを叶えてくれるのが「Mini 5 Pro」です。

250g未満の携帯性はそのままに、1インチセンサーというプロ級の心臓部を搭載したことで、気軽に持ち歩けるのに画質に妥協がありません。
初めての高性能ドローンを探している初心者にとっても、全方向検知とLiDARによる安心感がありおすすめです。

Mini 5 Proで、空撮ライフが次のレベルへと押し上がること間違いなしでしょう!

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