【ドローン国家資格の更新ガイド】期限・費用・流れをわかりやすく解説
本記事では、ドローン国家資格の更新について、受講可能な期間や費用・手続きの流れをわかりやすく解説します。
あわせて、スムーズに更新するためのポイントや注意点もご紹介しますので、これから更新を控えている方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ドローン国家資格の更新期限と更新できる期間
- 更新講習からDIPS2.0での申請までの更新手続き
- 更新講習の内容や対面・オンライン形式の違い
- 更新費用の相場や更新時に必要な手数料
- 更新忘れによる失効時の対応方法や注意点
目次
ドローン国家資格の「更新制度」の概要
取って終わりではなく、3年ごとに更新が必要な「無人航空機操縦士」の資格。
まずは制度の概要を整理していきましょう!
技能証明の有効期間は3年

無人航空機操縦士の技能証明は、交付日から3年間が有効期間です。
有効期限を過ぎると通常の更新手続きができなくなり、技能証明書返納証明書交付者講習 (※後述)が必要となるため注意が必要です。
継続して資格を維持するには、期限内に更新講習の受講および手続き(更新申請)を行う必要があります。
更新できる期間は、いつからいつまで?
- 更新講習:
有効期間満了の9ヶ月前~1ヶ月前まで受講可能 - 更新申請:
有効期間満了の6ヶ月前~1ヶ月前まで申請可能
更新申請は、有効期限満了の6ヶ月前から可能です。
更新講習修了証明書の有効期間が発行日から3ヶ月なので、更新申請が可能になる6ヶ月前からさらに3ヶ月前にあたる、「有効期限の9ヶ月前」が最も早く更新講習を受講できるタイミングです。
講習も申請も、ともに有効期限満了日の1ヶ月前までに完了しておく必要があります。

資格の満了日は、技能証明の右上に記載されています。
万が一、資格満了日を過ぎて更新を忘れてしまった場合は、技能証明書返納証明書交付者講習 を受けることでもう一度資格を取得することができます。
あなたの更新期限(いつから更新講習の受講が可能で、いつまでに更新申請が必要なのか)を調べてみましょう!
更新講習 受講期限チェック
資格満了日を入力するだけで、受講可能期間がすぐに分かります。
ドローン国家資格更新手続きの流れ
有効期間満了の1ヶ月前までに「更新申請」までを行うようにしましょう。
STEP1|事前準備

DIPS2.0にて、登録更新講習機関を登録します。
POINT
- 登録講習機関ではありません。登録更新講習機関です。
- 卒業したスクールで更新講習を受講する場合も、登録更新講習機関として卒業スクールを登録する必要があります。機関の事務所コードはそれぞれ異なります。
- DIPS2.0にログイン→技能証明の取得申請へ→技能証明申請者番号の登録情報確認/変更→登録情報の変更へ
また、更新時期が近づいてくるとDIPS2.0から更新期限についての通知メールが複数届くと思います。いずれかのメールの控えをPDF等で保存しておくようにしましょう。(提出を求める登録更新講習機関が多いため)
STEP2|更新講習を申し込み、入金などを済ませる
多くのスクール(登録更新講習機関)ではWeb上で申し込みを受け付けています。
必要事項を入力、メール控え等をアップロードのうえ、申し込み手続きを完了しましょう。
当校(スカイシーカーアカデミー)でも更新講習の受講が可能です!(東京会場・茨城会場・岡山会場)
当校(スカイシーカーアカデミー)でも更新講習の受講が可能です!
STEP3|更新講習を受講、修了証明書を受け取る
更新講習を修了すると、スクールから更新講習修了証明書が発行されます。
申請時に必要なので、データを保存します。
STEP4|身体適性検査を受検する
身体適性検査は、下記2つの方法いずれかの対応となります。
- 自動車運転免許証の写しをDIPS2.0に提出する(一等25kg以上限定変更者を除く)
- 病院などの医療機関もしくは登録更新講習機関で身体適性検査を受ける
すでに運転免許証を所持している人は、DIPS2.0に免許証の写しをアップロードすれば大丈夫です。(一等25kg以上限定変更者を除く)
STEP5|DIPS2.0で更新申請を行う

更新講習修了証明書の有効期限は発行から3ヶ月間です。
更新講習修了証明書の有効期間内であり、技能証明の有効期限1ヶ月前までに、DIPS2.0より更新申請を行い、手数料を納付します。
POINT
- DIPS2.0にログイン → 技能証明メニュー → 有効期間の更新
- 【更新講習修了証明書】と【身体適性検査証明書または運転免許証】をアップロード
- 更新手数料:2,850円
STEP6|技能証明書を受領する
技能証明書は郵送されてきます。
STEP7|技能証明書を返納する
新しい技能証明書が届いたら、古い技能証明書は速やかに以下の送付先に返送します。(返送の際にDIPSでの操作は不要)
送付先
〒110-8691
日本郵便株式会社
上野郵便局 郵便私書箱第122号
国土交通省航空局 無人航空機操縦者技能証明申請受付事務局
技能証明書回収係行
- 送付先は2026/5/1時点のもので変更する可能性があります。
更新講習ではどんなことをやる?
更新の内容は違反の有無によって異なる
- 停止処分なしの人の更新講習・・・学科のみ
- 停止処分ありの人の更新講習・・・学科+実地
登録更新講習機関が実施する更新講習は、違反歴(停止処分)がない限りは学科のみで終わります。試験があって合否が出るものでもないため、原則として「講習を受ければ修了したことになる」といえます。
一等と二等では内容が異なり、一等では75分、二等では50分の講習となります。(停止処分なしの場合)
更新講習(学科講習)の内容は基本的なことの確認が中心
更新講習(学科講習)は、最新の航空法(改正内容)や事故事例、安全運航ルールを学び直す内容です。
試験はなく、点数による不合格などもありません。
更新講習の内容は登録更新講習機関によっても異なる
更新講習の内容は、原則として国土交通省が作成した教材を用いて行われますが、その内容自体が減じられない限り、各スクール(登録更新講習機関)によってオリジナル教材を制作し活用することも可能です。
また、すべて対面形式で更新講習を行う機関と、オンライン形式で行う機関があります。
どちらの形式で受講しても講習時間自体は「一等75分、二等50分」で同じですが、オンライン形式で受講した場合、別途登録更新講習機関で「修了演習」を受ける必要があります。
そのため、オンライン形式で更新講習を受けた方が実質の所要時間は多くなります。
- 対面形式での更新講習:
一等75分、二等50分の学科講習 - オンライン形式での更新講習:
一等75分、二等50分の学科講習(オンライン)+修了演習(対面)
オンラインだけでは完結しない仕組みになっています。
お近くに登録更新講習機関がある場合は、対面形式(一度の受講で完結する方式)の方がラクです。
当校(スカイシーカーアカデミー)でも更新講習の受講が可能です!
ドローン国家資格更新講習の費用
費用はスクール(登録更新講習機関)が自由に設定できるので、スクールによって異なります。
また、一等と二等、違反があるかどうかによって講習内容が異なるため、費用も異なります。
相場としては、二等の違反なし講習で20,000円~25,000円程度の登録更新講習機関が多いようです。
参考までに、スカイシーカーアカデミーの講習費用を紹介させていただきます。
| 種別 | 状態 | 実施内容(すべて対面) | 費用(税込) 当校修了生 |
費用(税込) 一般 |
|---|---|---|---|---|
| 二等 | 違反なし | 学科講習(50分) | 18,700円 | 22,000円 |
| 違反あり | 学科講習(80分)+実地講習(11分) | 51,700円 | 55,000円 | |
| 一等 | 違反なし | 学科講習(75分) | 24,200円 | 27,500円 |
| 違反あり | 学科講習(105分)+実地講習(15分) | 51,700円 | 55,000円 |
どこで更新講習を受講しても、技能証明の有効期間が更新されるという事実は同じであるため、ご自宅から近い・更新費用が安いなど、ご自身にとって便利な登録更新講習機関を探されると良いかと思います。
ドローン国家資格更新の注意点
更新講習の受講/更新申請が可能な期間について
先述のとおり、更新講習が受けられるのは以下の期間です。
- 更新講習:
有効期間満了の9ヶ月前~1ヶ月前まで受講可能 - 更新申請:
有効期間満了の6ヶ月前~1ヶ月前まで申請可能

技能証明の有効期限を「うっかり忘れて」失効してしまうことのないように注意しましょう。
更新可能な時期になると、DIPSから通知メールが何度か届きますので、定期的にメールチェックする習慣があれば大丈夫です。
うっかり失効してしまった場合は技能証明書返納証明書交付者講習を受講する
技能証明の有効期間を過ぎて失効してしまった場合、以下の条件を満たせば「最初から取り直す」のではなく、再交付を受けることができます。
- 「技能証明返納証明書」を取得していること(DIPS2.0上で返納申請を行います)
- 技能証明書返納証明書交付者講習を受講すること
- 違反など行政処分で失効したのではなく、期限切れでの失効であること
- 有効期限切れから3年以内であること
技能証明書返納証明書交付者講習は、登録更新講習機関ではなく、登録講習機関で受講する形になります。
ただし、技能証明書返納証明書交付者講習を行っている登録講習機関は2026年時点では全国的にも非常に少なく、受講できるところが限られています。
「うっかり期限を忘れて失効してしまったら、手続きがいろいろ面倒だ」ということを肝に銘じておきましょう・・・!
更新講習はオンラインのみでは終わらない
先述のとおり、更新講習をオンライン上で受講する場合は、別途「修了演習」を受けるために登録更新講習機関に出向く必要があります。
修了演習自体は、10分程度で終わることが多く、試験があって不合格になるようなものではありませんが、「スクールで対面形式で受ける」必要があります。
そのため、更新手続きをオンラインのみで完了させることはできません。(どの道、登録更新講習機関に出向く必要があります)
どの登録講習機関でも更新講習が受けられるわけではない
間違いやすいのが、「登録講習機関」と「登録更新講習機関」は別で、登録講習機関であるからといって登録更新講習機関であるとは限らないという点です。(書いていてもややこしい!)
そのため、卒業したスクール(登録講習機関)が登録更新講習機関として国交省の認可を得ていない、という可能性も起こり得ます。
卒業したスクールで更新講習を受けたい場合、そのスクールが「登録更新講習機関」となっているかどうかを事前にご確認ください。
もちろん、卒業したスクール以外で更新講習を受けることも可能です。
ドローン国家資格更新でよくある質問
Q. 夜間・目視外・25kg以上などの限定変更をしています。更新講習はそれぞれに受講するのですか?
更新講習には一等・二等の違いしかありません。いずれかの更新講習を受講し、更新申請を行うことで、限定変更内容も更新されます。
Q. 一等と二等、どちらの更新講習を受ければよいですか?
お持ちの資格と同じ等級で更新します。一等・二等両方を保有している場合は、一等のみ更新すればOKです。
Q. 自分が卒業したスクールではないと、更新できないですか?
いいえ、ご自身が通われた講習機関以外でも登録更新講習機関であれば更新は可能です。仮に卒業された講習機関が登録”更新”講習機関でない場合、その講習機関での更新は行えませんのでご注意ください。
Q. 更新にかかる費用はどのくらいですか?
更新講習の費用は登録更新講習機関によって異なります。相場感として、二等で停止処分なしの場合20,000円~25,000円前後、一等で停止処分なしの場合は25,000円~30,000円前後といったところです。
また、それ以外に更新手数料として2,850円を国に納付します。
まとめ|ドローン国家資格は3年ごとの更新をお忘れなく!
無人航空機操縦士の技能証明は、3年ごとの更新が必要な資格です。
期限を過ぎると再交付を受けるために失効再交付講習を受講する必要が生じ、受講できる機関は非常に限られています。
更新時期を知らせるリマインドメールがDIPSから届きますので、よく確認しておきましょう。
更新講習は満了日の9ヶ月前から受講可能なため、余裕を持ったスケジュールで手続きを進めましょう。
当校(スカイシーカーアカデミー)でも更新講習の受講が可能です!(東京会場・茨城会場・岡山会場)
当校(スカイシーカーアカデミー)でも更新講習の受講が可能です!